今週の地図は、都道府県別の人口密度の地図である。


今回は、先週の人口地図に引き続き、人口密度にしてみた。

e-Stat 政府統計の総合窓口においてある境界データと平成27年国勢調査を用いて、1平方キロメートル当たりの人口密度を算出した。背景図は、著作権を考えて、OpenStreetMapを利用した。

青が濃いほど、人口密度が高く、薄いほど低い。凡例設定は、1,000(人/平方キロメートル)までは、100(人/平方キロメートル)刻みにし、1,000(人/平方キロメートル)以上は、1,000(人/平方キロメートル)刻みとした。

人口の地図と同じく、東京、神奈川、埼玉、千葉の首都圏と、大阪、名古屋の三大都市圏が挙げられている。特に東京、大阪、神奈川が特に青が濃い。愛知県がやや薄くなるのは、東京や大阪、神奈川に比べて面積が広いと言うこともあるだろう。

そして、圧倒的に面積が広い北海道は、人口の地図と違って、色が薄くなる。逆に面積が小さな香川県などは、人口密度で見るとやや高い色になっている。

これも、実は、北海道では札幌とかに人が集中していて、札幌とかは人口密度が高いだろう。 可変単位地区問題 といって、どの範囲を単位地区に選ぶかによって、見え方がかなり変わってしまうという問題がある。読む側は、そういったところも加味して行かないといけないね。