ちょっと、基盤地図情報の使い方について、レジュメを作る必要があったので、

せっかくなので、作ったものを簡単にこちらにも掲載しようかと思う。

全部を一枚の記事に載せたら、とんでもない長さになるので、連載という形を取ろうかな。

ちなみに、リンクは以下の通り。

基盤地図情報サイト

本連載の記事は、以下の通り。


1.基盤地図情報とは

1.1.基盤地図情報の概念

基盤地図情報とは、国土地理院が配布している無料のGISデータである。

オープンデータという言葉が流行して久しいが、基盤地図情報は、2007年に成立した地理空間情報活用推進基本法に基づいて、整備が進められて、公開に至っている。その仕様を幾度も変えながら、日本国土の基盤となるGISデータとして、公開が続けられている。

基盤地図情報に関する詳細な説明については、[基盤地図情報サイト – 基盤地図情報とは]に記載されているので、そちらを参照のこと

1.2.基盤地図情報の種類

基盤地図情報として、公開されているGISデータは、2016年1月末現在で以下のとおりである。

  • 測量の基準点
  • 海岸線
  • 公共施設の境界線(道路区域界)
  • 公共施設の境界線(河川区域界)
  • 行政区画の境界線及び代表点
  • 道路縁
  • 河川堤防の表法肩の法線
  • 軌道の中心線
  • 標高点
  • 水涯線
  • 建築物の外周線
  • 市町村の町若しくは字の境界線及び代表点
  • 街区の境界線及び代表点

基盤地図情報の使い方②へ続く。