10月は、学会とか、講演会とかでちょっと余裕がなくて、投稿できなかった。

GIS学会とか、災害情報学会とかに参加してきたので、追々報告を載せたいなと思う。

今日、新聞を読んでいたら載っていた、このお話。

沈んだ東北沿岸、上昇中 漁港かさ上げ岸壁、造り直し(朝日新聞デジタル:http://digital.asahi.com/articles/DA3S12637819.html?rm=150)

この記事は有料記事なので、登録をしないと見られないが(無料登録で1日3件まで見られる)、この中に東北地域で東日本大震災で地盤沈下した後に、隆起が進んでおり、国土地理院が再測量をしているということが書いてある。

しかも、実態と30センチ以上かけ離れているらしい。

国土地理院の報道資料を見てみたら、こんなのがあった。

東北地方太平洋沿岸において水準点の測量を再度実施 ~ 地震後の変動をより詳細に明らかにし、正確な高さの基準を提供します ~(国土地理院:http://www.gsi.go.jp/sokuchikijun/sokuchikijun61001.html)

おそらく、これによる再測量だろうね。

この後にも、熊本の地震の再測量もやっているみたいなので、もしかしたら、マイナー補正だけじゃ済まなくなって、『JGD2017』とかができるのだろうか。

現場レベルでは、まだ『TokyoDatum』を使っているところもあって、まだ「ベッセルかよ!」って突っ込みどころ満載なのだが、『JGD2000』でも、『JGD2011』でもなく、『JGD2017』になってしまうということかな。

できたら、また色々と変換が面倒くさいことになるのかね。

これからも注視していきましょう。